土曜日丸1日と日曜日の午前を病院で過ごしてきました。
あの独特の薬品の匂いにはやはりなれません。
きっと慣れてしまうのも慣れてしまうので問題があるんでしょうけど。
そんな週末、帰ってきてちょこちょこネットサーフィン
(死語)をしていると、Googleがまた新しいサービスを提供し始めてるじゃないですか。
小宇宙を感じたいからはコチラ
グーグル、ブラウザ版「Google Sky」を公開:CNET Japan
Google Sky
まぁ新しい機能と言っても、Google Earthの表示モードの1つであったGoogle Skyが、WEBサービスになっただけなんですけどね。
これで気軽に、天体写真が見られるということですね。日本語化も対応済みだし文句なしです。
何にしても天文学について全く無知な自分にはよくわかりませんがそれにしてもすごい。
星が多すぎて何がなんだかわからないからとにかくすごいってのはあると思うけど、それを除いても隅々まで見えてしまうのがなんとも素敵です。
ホワイトベースとかスペースコロニーとかって映ってないのでしょうか。
Google Blogをちゃんと読んでいないのでわかりませんが、コンセプトは「地球から見た宇宙」みたいです。
ビッグバンの画像やブラックホールらしき画像もあって、あー宇宙って不思議。
単なるAjaxなんですけどね。
これがあると小学校とか中学校の時の理科の天文系の授業がしやすくていいですね。
それ以外のメリットは…「…まぁ一時的に楽しければいいか。」ぐらいな気もしますが。
それにしても、またもMicrosoftはGoogleに先を越されてしまったわけです。
MS、宇宙の仮想マップ「WorldWide Telescope」を公開:CNET Japan
これが“してやったり”だという声もあるみたいですが、そんなことよりもむしろ、Googleとしてこのサービスをどう活かしていくかが問題だと思います。
Google Mapの時は、それなりに知られた「地球の内側」での話だったので、例えば「自分の家はどこだろう?」とか「今度旅行にいく北京はどんな街だろう?」とか「明日○○の本社行かなきゃいけないけど道順どうだったっけ?」とか、いろいろな使い方が考えられます。
そこには、外からの自分の居場所の確認だったり、ある程度名の知れた観光地の確認であったり、単純な道順を知るなどと言った「何かを知ろうとする行為」が起因になっていたわけです。
けど、今回はそんな使い方ができるんでしょうか?
そもそも宇宙って宇宙飛行士ならまだしも、一般の人間にとって宇宙って「まだ見ぬ世界」なわけですよね。
これまでにサービス提供されている
Google Moonも
Google Marsもそう。
あまりにも自分たちの生活とかけ離れすぎていて、あまり知ろうという気持ちにならない気がします。
そういう「利用する気」を起こさせないってことは、サービスとしてはまだまだ不十分だと思うんですよ。
Google Moon
アポロに乗らずして月面サーフィン--グーグルの新サービス「Google Moon」:CNET Japan
Google Mars
グーグル、月に続いて火星の地図も:CNET Japan
実際
Google Moonの時も
Google Marsの時もあまり騒がれず、今もひっそりとサービスを提供してる状況だし。
何にしても、単にサービスを提供するだけではなく、それを絡めた新しい価値を提供しないことにはまた同じことの繰り返しになりそうな予感がします。
個人としては、何にしてもまだ使い方が思いついてない状況だし、もう少しじっくりと使い込んでみたいところ。
それより、これとプロジェクターを使って自宅でプラネタリウムとか出来たら面白いのになぁ。
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