ちゅいったーというサービスが始まったようです。
始めたのは
Tweeterという
Twitterの周辺情報の配信Blogをしている
Overtex Groupという会社が始めたサービスのようです。
Tweeter自体は、企業で運営していることをあまり公にはしないで運営しているようですが、
ちゅいったーについても同様のようです。
さて、ではサービスの内容についてみてみましょう。
ちゅいったーは14文字以内でしかつぶやけないナノブログサービスです。ついーたーが運営しており、現在α版です。サービスはいつなくなるかわかりませんw
ちゅいったー
ポイントは3点。
・書き込める文字数は14文字
・TwitterのWebページを模したWebページを独自に持つ
・中身のPOSTデータは独自保存?(未確認)
このようなところでしょうか?
軽く眺めてみての感想ですが、14文字の指定は何を想定してその文字数としたのかが気になりました。
Twitterが140文字という指定で、その縛りの中で何かを表現する“マイクロブログ”なのであれば、確かに上記の通り14文字での表現は“ナノブログ”なのかもしれません。ですが、それで何を表現するというのでしょうか?
Twitterの場合を考えます。英語での1単語の平均Spellが7文字程度(未確認)だった気がするので、それを踏まえると大体17~18語は一文の中に含めることが可能なはずです。
日本語の場合は、1単語が1文字から十数文字と幅が広いので一概には言えませんが、それでも表意文字と表音文字の違いから来る表現量の差で、英語よりもはるかに多くの量の表現が可能です。
さて、では何故14文字なのか?ということです。
個人的な意見から挙げると、一般的な日本語での“一言”を考えると、40文字~60文字程度がベターだと思います。
メールでの1行に詰める分量として読みやすい分量と言われるのが40文字、一般的な文章で読みやすい分量と言われるのが60文字だからです。ましてやURLを挿入するサービスだと考えると14文字ははっきり言ってしまうと“ありえない”と言わざるを得ません。(川柳ですら17文字ですから)
まさか「
本家が140文字だから、10分の1の14文字でいいんじゃね?」という発想だったりしないですよね?もしそうなら発想力がすごく残念です。
また、Webページを
本家TwitterのGUIとまったく同じつくりをしている点にも疑問です。
正直、最初は
Twitterの日本法人が、遊びでラップサービスでも始めたのかと思いました。
それくらいまったく同じユーザインターフェイスに模して作られている点が、何か悪意が感じられます。
そういえば
Tweeterを運営している
Overtex Groupという会社、本拠地はアメリカということなのですが、このサービス郡を見る限りJP向けのサービスしか行っていないようですね。そこも少し疑問ではあります。
企業提供のサービスであるにもかかわらず無料のWikiサイト(
@Wiki)を利用しているなど、個人的にはかなり目に信頼性が欠けるサービスなのですが、そこらへんも考慮の上ご利用ください。
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