忍者ブログ
Insights/Ideas/Interactions ITとSocialMediaについて書くブログ
[107] [106] [105] [104] [103] [102] [101] [100] [99] [98] [97
人気blogランキング

↑↑↑クリックお願いします!↑↑
カウンター

プロフィール
HN:
よっぱ
性別:
非公開
自己紹介:
よっぱです。
いや、別に酔っ払ってませんけど。なにか?

プロフィール
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新トラックバック
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 先日…といっても1週間近くですが、8月2日、技術士試験第二次試験を受けてきました。
僕の受けた会場は池袋の東京電子専門学校。天候はあいにくの小雨でした。

技術士試験についてわからない方は、前のエントリ(技術士第二次試験(情報工学部門)受けます)を見てください。

さて、初の技術士試験となったわけですが、会場について最初に感じたことは周りの年齢層とのギャップ。確かに社会人3年目で、社会人経験2年…最短経路での受験になるわけですが、30歳以上離れていそうな方もいてびっくりしました。女性の受験者の比率は自分の観測範囲(情報工学部門)では少なかったようです。

ちなみに自分が受験選択した科目は、情報工学部門の中でも一番受験者の多い「情報システム・データ工学」。他にも「コンピュータ工学」「ソフトウェア工学」「情報ネットワーク」があるのですが、それぞれどうも自分の専門とはあわない気がしたので、この科目を選択。ちなみに各科目の分析はこんな感じです。(誤っている可能性も多々あるので責任は負いませんのであしからず)

選択科目 対応
コンピュータ工学 組み込み系、エンベデッドなど
ソフトウェア工学 メソドロジー、開発理論など
情報システム・データ工学 パッケージ、システム企画・設計など
情報ネットワーク 通信、ネットワークなど


さて、試験は午前と午後に分かれています。午前は各部門ごとの共通問題。午後は各部門下の選択科目ごとの問題です。


午前の必須問題については、出題形式は、2問中1問選択で3枚使用でした。

1.コンテンツ流通のトラフィック増加への技術的対策(2枚)と、
流通するコンテンツに関わる権利の管理・保護や円滑な利用についての技術士意見(1枚)
ソースはインターネット政策懇談会、H20版情報通信白書から。

2.業務の中で国際標準に関するものを2つ挙げその利点と問題点(1枚)と、
その業務1つをえらんで改善点と望ましい国際標準を論ずる(2枚)
ソースは知的財産戦略本部の国際標準戦略、日本工業標準調査会に国際標準化アクションプランから。

コンテンツ流通の説明の中にコンシューマ・ジェネレイテッド・メディア(CGM)の名前が出てきたので迷わず1を選択。国際標準に関する話はもとより中身が伴わないことが想定できたので、自分として何かしら意識を持っている1を選択して良かったと思ってます。しかし採点者が欲しがっているような論文が書けたかというといささか疑問が残っています。まぁ1回目の試験だということで。

ニコニコ動画のトラフィック制御について熱く語ったのは秘密です。


午後の問題は「情報システム・データ工学」から。大問は例年通り2つでした。
大問1は、全部で4つの設問から2つを選択する問題。
1-1.シンクライアントに関する説明と、そのメリットデメリットを論拠せよ(1枚)
1-2.信頼性指標である[MTBF、MTTF、MTTR]に関する説明と、事例による計算問題(1枚)
1-3.オブジェクト指向言語とRDBとの間のインピーダンスミスマッチの説明と
それを解決するORマッピングの手法についての説明
学生と教職員の関係のRDBでの表現方法に関して異なる2つのスキーマから概説し優劣を検討(1枚)
1-4.EAとは何かを説明と、導入目的に関しての説明、
またEAのためのフレームワークを2つ挙げ概要説明(1枚)
自分は1のシンクライアントと、2の信頼性指標について解答しました。
比較的難易度は易しめ。恐らくちゃんとした予備知識があれば普通に回答できる問題だと思います。

大問2は1問のみ。設問は、
Webコンテンツのアクセシビリティに関して。
アクセシビリティを確保すべき障害種別とのその程度、コンテンツ作成や運用で考慮すべき点を整理(2枚)
またアクセシビリティ評価に関して、向上を阻む現状の課題と、課題を解決し評価を上げるための技術面からの対策提案(2枚)
ソースは日本規格協会の公開レビューから。
これは泣きました。だって内容はWeb屋のお仕事の範疇の話。必須問題でこれが出るとは想定外でした。
まぁこれも良い経験になったということで。来年までの良い糧になりました。


後になって他の選択科目の問題を見てみると、情報ネットワークでクラウドコンピューティングとAjaxなどのWeb2.0アプリケーションについての出題があることに気づきました。またコンピュータ工学でもクラウドが出題されてるようで、日々進化する新技術や新たな知識・潮流に関する問題がちゃんと出題されていることがみられます。これはすごくいいことですね。


さて、試験を終えての感想ですが、はっきり言って1日で5歳くらい歳をとった感覚です。それくらい空気が悪い意味で澱んでいました。
情報処理試験の場合は、まだ受験者の年齢層が低い(20代~30代前半)なので比較的空気は穏やかですが、技術士試験は比べ物にならないほど殺伐としていました。 …一体何がこうさせてるんでしょうかねぇ。


なんにしても今年の第二次試験の筆記試験は終了です。結果は神(紙)のみぞ知るなので、あと数ヶ月間、我慢です。


関連記事
技術士第二次試験(情報工学部門)受けます
PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
google検索
はてな注目エントリー
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
SiteStock


フィードメーター - よっぱ主義。 (β version)
検索ワード








Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    icon by MiniaureType

忍者ブログ [PR]