イジメ(・A・)イクナイ!!
ってことで、オルタナでBlogを書いてるけんじろうさんの記事を見て、ちょっといろいろ考えた。
学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。
娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末
娘を攻撃した学校裏サイトでの「いじめ」が解決した~子供のネット規制は禁酒法時代の二の舞か?
「学校裏サイト」でのイジメで自殺に追い込まれた子供がいると聞いた。
イジメは辛いかもしれないが、乗り越えれば、必ず新しい生き甲斐や、楽しいことが沢山待っている。
いじめは、一生続くわけではない。だから、一人で考えずに、親、先生、そして、SNSなどの力を借りて、「いじめ」を忘れるぐらい、様々なアクションを皆と一緒に考え、行動に移して乗り切ってほしいものだ。
今回の私の行ってきたことが必ずしも正解ではないだろうが、皆で一生懸命考えて、これらの困難と闘うことが重要だと思っている。
今回、この体験を公開したことで、「学校裏サイト」での「いじめ」にあっている子供達に少しでも役立てれば幸いだ。
娘からも多くのヒントを得た。今度、時間があるときに、「親が出来ること」を整理してみたい。
娘を攻撃した学校裏サイトでの「いじめ」が解決した~子供のネット規制は禁酒法時代の二の舞か?
少し気になったんだけど、親がどうこうしてイジメが無くなることなんて有り得るんだろうか?
仮に、イジメを注意して止めさせても、表立っては消えるかもしれないが、裏でどうなっているかは本人たちしかわかりえない。
子供がそういうイジメを密告(別名:告げ口)したら、
イジメがエスカレートしたり、今度は告げ口した本人がイジメられたり…、
所詮はそんな悪循環に陥ることがほとんどではないか?
自分はそう思う。
だけど、だからといって何も出来ないわけではないと思う。親にだって出来ることはある。
自分の子供がイジメられていた時に、
親が“イジメ”に対して取り組む際に一番良いだろうと思うのは、
「子供の存在を受け入れること」 と 「子供が他の子をイジメさせないこと」
ぐらいじゃないだろうか。
イジメで自殺する子の気持ちは、自分も追い詰められたことがある口なので少しはわかる。
追い詰められてしまった時、本当に何もできなくなる。
手も足も声も出なくなる。
そんな時、受け入れてくれる存在がどれだけ心強いか。
だけど、ただ単に受け入れるだけじゃダメだ。
それじゃただの依存になってしまう。
間違っているところは間違っていると正し、
正しいことはちゃんと正しいと肯定する。
その中で、全て否定されてるわけではないことと、
変えるべきところを学んでいけるのではないだろうか。
そして、もう一つ大事なことなのが「子供が他の子をイジメさせないこと」。
もし(自分の子供に対する)イジメがなくなったとしても、
その後、いじめる側に回ったらダメだと思うんだ。
その行為が負の連鎖を生んでしまうから。
同じ傷を負う人を増やしてしまうから。
ここで「負の連鎖を絶たせること」を教えること。
それが親が子供にできる一番大切なことだと思うんだ。
イジメは決して無くならないと思う。
人間なんて所詮は動物はわけだし、無くなるはずがない。
そして、イジメる側の人間はずっとイジメられるという傷を知らない。
傷を持つのはイジメられた子だけ。
親がしゃしゃり出たって、何も良い事は無いと思うんだ。
ネット規制がどうのとか、そういうレベルの低い話じゃなくてさ、
それよりも、その子が生きることを諦めないように、
そして傷つける側にならないように、導いてやることが、
親にできる唯一の事なんじゃないかな。
(まぁ、自分には子供はいませんけどね)
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