先日、学生団体LabIT主催のイベント
「メールで引き出すベストコミュニケーション」に、社会人ながら参加してきました。
イベントの内容ですが、タイトル通り、
「メール」という単なる連絡ツールを使って、
より良いコミュニケーションを引き出していこう、構築していこうと言う内容のものでした。
そこで印象に深く残ったのが、
久米繊維工業株式会社の久米信行社長のお話でした。
久米繊維工業 社長 久米 信行「Tシャツ道」日記本当に眼から鱗でした。
そんな眼から鱗の内容を自分なりに3点にまとめてみました。
○『読まずに捨てられるメール』と『この人に会いたくなるメール』の違い学生の時から思っていたのですが、
意外と『捨てたくなるメール』を送っちゃっている人って多いんですよね。
特に学生の時って携帯メールになれてしまっているから、
件名とか電子証明とかをつけて来ない子も多いようです。
気をつけてますか?
件名でちゃんと要件を伝えられているか?とか、
電子証明はちゃんとつけているか?とか。
自分はそれなりに守っているつもりでした。
…先日までは。
…どうやら他にも送られてきたメールを見て『捨てたくなる』要素はあるようです。。。
自分も見事に当てはまっていました。。。
まぁ、今までは今まで、これからはこれからってことで、
心機一転、読みたくなるメールを常日頃から送れるように、
日々のメールから練習することにします!
○メールは『人と人とを【 1 to 1 】で繋ぐコミュニケーションツール』メールって単なる文章の羅列だと思っている人は結構います。
自分もその一人だった気がします。
けどよくよく考えてみると、コミュニケーションが上手な人ってメールも上手なんですよ。
結局は文章のキャッチボールですから、相手が心地よく投げ返してくれないと続くものも続かないですもんね。
そんなわけでポイントは、
「情報を一方的に送ろうとしている」のか、
「相手とのキャッチボールを作ろうとしている」のか、
の違いなのかなぁと勝手に解釈。
単に作業項目を箇条書きでまとめたメールを受け取るより、
そのなかにちょっとしたお礼の気持ちを感じる言葉があるだけで、
自分の気持ちの中心が「…さぁやるかぁ…。」から「さぁやろう!」に変わるみたいなものかな。
社長だって首相だってイチローだって、みんな結局はただの“人”ですもんね。
そんなちょっとした気持ちの入れ方で生産性が上がるなら、絶対やった方がいいですよね。
そういえば自分も就職活動中に先輩からの素敵なメールで、メールの大切さを感じたことがあるのに、
あまり活かせていない。。。
コミュニケーション能力は「品性」「感性」「知性」が大事だとおっしゃっていたけど、
自分はどれが足りてないんだろうか。。。
○相手に“わかりやすく”…『逆三角形』のキャッチボールこれは久米さんのお話の中で出た話ではないのですがヒットしたので書きます。
上述の流れでもところどころ書いていますが、結局一番大事なのは
「相手を思いやること」これに尽きる気がします。
そのひとつのテクニックが、文章を『逆三角形』に書く技術です。
誰だって忙しいんです。早く要点だけ把握して処理してしまいたいんです。
頭から最後まで読まないと理解できない文章なんかほしくないんです。
だから、要点はできるだけ上にまとめて、何が大事なのかを明確にした方がいいんです。
その方が相手に要点を簡単に、より早く伝えられるでしょ?
ちなみに雑誌の記者の方はこういう技術を利用して記事を書いているとか。
LabIT顧問で時事通信編集委員の湯川さんとSix Apartの関社長がおっしゃっていました。
(関さんは記者出身だそうで)
学んだ内容はこのような感じ。
まだまとめ切れてないこともあるので、他にも収穫はありそうです。
ここまで学んだことを羅列してきましたが、自分にとって何よりも眼から鱗だったのは、
久米さんが第1部の基調講演の最後に見せてくれた
1通のメールでした。
何の変哲もない メール。
だけどその中にある 書き手の気持ち や 読み手に対する思いやり。
たった1通のメールだったんですが、そのメールを読んでいくうちに
涙腺が緩みかけました。。。
こんなこと、2回目な気がします。。。
そんなわけでインプット大漁でした。
御講演していただいた久米さん、及川さん、金尾さん、関さん、湯川さん、
そしてこのような素敵な場を提供してくれた学生団体LabITのみなさん、
ためになるお話、本当にありがとうございました。
【今日の反省】
・タスクがそろそろパンクしそう。
・タスクがオーバーフローする前に周りに振らないと。
・「じゃあブログ書かないで仕事しろ」って突っ込みは勘弁してください。。。
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